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就職・転職活動において一流企業から2週間以内に内定を2社以上獲得する方法

学歴・経歴以上の会社に就職・転職するために大事なこと。

転職・就職活動で内定を獲得するために、必要な要素は何でしょうか。

学歴?見栄えのする履歴書?輝かしい実績?練りこまれた志望動機?素晴らしい自己PR?

どれも、要素ではありますが、決定打ではありません。むしろ、上記の事柄は、これから記述した内容を満たした場合、すべて二の次になります。

大切なことは、入れていただく精神ではなく、「今」求められる人材であるかどうかです。

人事担当や面接をする役員も履歴書通りに人材が活躍するとは考えていません。

あくまでも上記の事柄は、活躍する確率が高い人材を取捨選択するだけの判断材料にすぎません。

であるならば、こちらから、学歴や経歴に代わる取捨選択の情報を提示すれば可能性は大いに上がります。

就職・転職で自分の経歴では通常、門前払いの企業から内定を得るために

前置き

あなたは複数社から内定を得たいだけなのか?それとも1社も内定をとれないのか。

就職・転職活動において、まったく内定を獲得できない人もいますが、それらの人は、小手先のテクニックで何とかなる場合もありますし、複数社から内定を得たければ中小企業など片っ端から受けて、口がうまければ内定をとれてしまう人も多いでしょう。

そのための小手先のテクニックではなく、たとえ、今希望する会社に就職できなくとも、数年後、今より格上の企業から乞われる人材となる。

また、根本的にはこの人と仕事をしたいと思われる人材とは何かに通じることが肝要であり、そのような人材になりたい人向けに書きたいと思います。

つまり、比較的若い人材が基本となります。40代以上の人材にはすでに備わっていると信じたい内容ではあります。

まず、当座の目標にしたいのは、自分の経歴では通常入社することが困難な企業にどうやって入社するかです。不可能に思われるかもしれませんが、事実として可能です。

もちろん、経歴以上の会社から内定をもらうわけですから、数多の素晴らしい経歴を持った人材が門を叩きます。それらのライバルと同列で扱われたらおそらく書類選考で落ちるでしょう。他の素晴らしいライバルと同じ方法、同じルートでは不可能です。

そのレベルの企業に自身が入社するためには、企業が求める人材像と自身が一致し、なおかつ、その人材の供給が少ないという条件に当てはまり、最初から、常務や専務から目をかけられ、書類選考から特別ルートで通る必要があります。

逆に言うと、経歴以上の会社から書類選考を突破した場合、高い確率で内定をもらえます。あとは、準備を怠らず誠実に面接をこなせば大丈夫です。

首尾よく面接を行えば逆に入社していただくために、企業側が接待を行うレベルです。

想像してください。世間から一流と認められ、平均年収はゆうに1千万円を超え、ビジネス一等地の高層ビルで仕事をする自分の姿を。それを現実にできる方法があります。

前提として就職・転職における需給環境とは。

好景気時に新規事業を立ち上げる企業を選ぶ。

  1. 残念なことですが、現状の経済環境は企業の採用に非常に大きな影響を及ぼします。リーマンショックを受けた直後の就職・転職市場は大きな冷え込みを見せ、前年であれば簡単に内定を得たであろう人材が、多く苦戦し中には就職浪人を選んだ人も多数おりました。そこは、本人の能力とは無関係です。ですから、転職は景気回復期に行うことを前提に待つべきです。少なくとも景気は3年~8年程度で好不況を繰り返しますので、現状逃したとしてもその後、大いにチャンスは到来しますので、準備を怠らないことが重要です。
  2. その企業にとって、欲する人材であるかどうか。有名な一流企業にとって、既存事業の求人には世界中から素晴らしい経歴をもった人材が殺到してきます。いわば、そこはレッドオーシャンです。競争に勝つのは熾烈で、なおかつ通常、市場環境も苛烈を極めておりますので、高級激務である場合が多く人材の入れ替えも多いのが現状です。そのような市場に、経歴で劣る人材は門前払いとなるのが目に見えています。
  3. その反面、新規事業に対しては、その企業に集まる既存の人材ではカバーできない能力や人材が求められる場合が多く、特にその時期が早いほど、幹部に近いポジションが、少なくともコアとなる立ち上げメンバーを求められます。また、新規事業には大きなリスクが伴いますので、輝かしいエリートたちを高級で雇い入れるのは難しく、また失敗すれば経歴に傷がつくことを恐れるので、応募するエリートが少ないのも狙い目です。

就職・転職は経歴以上に評価されるポイントがある。

20代は過去の実績より将来の伸びしろ×自社の将来伸ばしたい事業への適正

20代であれば、過去の実績より将来の伸びしろを大いに期待されており、そこを如何に認めてもらうかがポイントです。

伸びしろとは一体何か。企業が考える伸びしろとは以下の要素を言います。

  1. 主体性をもって挑戦をした経験があるか。
  2. 苦しい時期に忍耐強く物事にあたった経験があるか。
  3. 素直であるか。
  4. 理解力が平均程度あるか。
  5. 上記の条件を満たし、かつ、挑戦内容が自社の求める職域と合致している。

平たく言うと、素直で、主体性があり、根性がある人材で、実績を上げられなかったボトルネックを自社であれば十分に解消可能とみられるかどうかです。

新規事業を立ち上げるのですから、会議では積極的に発言をし、自分で仕事を見つけ、活動できる人材である必要があります。

新規事業は基本的に苦しいものです。うまくいかないことが多い中で途中で投げ出さず、仕事に取組み成果を上げられる人材であることが重要です。

また、素直さが求められるのは、自身がまだ成功を収めていないのに、他人の意見に耳を貸さない場合、成長するために現状を否定することができない人材とみられるからです。

平均程度の理解力とは、MARCHクラスの学歴や宅建、簿記2級、エクセルやワードの資格を持っていればよいでしょう。(ここでいう平均は世間の平均ではなく、一流企業に集まる人材の平均です)

語学に関しては、新規事業に必要不可欠であれば必要ですが、特段そういうわけでない場合は求められません。

学歴や資格について当てはまらない方もいると思いますが、ここで目標にしているのは一流企業です。残念ながら、一流企業には最低ラインというものがあります。そこをまず突破するためには、学歴か資格のどちらかを具備し自身の理解力を証明する必要があります。

要は、失敗したり、実績が足りないのは自分がバカではなく、資金や運といった外的要因であると判断してもらう必要があります。(一流企業の定義は厳密にはしませんが、東証一部、その要件を満たす未上場を含み、年収が1千万円を超え、内定者の多くは有名大学卒が並ぶという形でしょうか。)

一流企業が新規事業を立ち上げる際に求める人材とは。

まず、新規事業を行うとき、何をもとに経営陣は考えるでしょうか。

通常、一流企業はある特定の分野の市場では業界トップであり、その優位性を生かして、まずその上下に市場を拡大することを考えます。

そのために「どのように」行うかを検討するでしょう。人材はその担い手を求めますので、「どのように」行うかを考え、それを過去に求職者が実施したことがある必要があります。

特に技術と営業に関しては大いに狙い目です。技術によって市場攻略の武器をつくり、営業によって開拓するのが一般的なので、新規事業においては、限られた予算で拡大を図るため、その両面を理解でき行動できる人材が大いに求められます。

また、求職市場に技術と営業をやってきたマルチで若い人材は多くありません。

そのうえで、さらに、その一流企業で強みとなっている業界に興味がある人となるとさらに希少となります。

そのような希少な人材を「たかだか」学齢や経歴が不足しているからといって逃しますか?

このように記述すると、非常に求められるものが高いと思われがちですが、実績の基準は、自分で小さくとも、成果が伴わなくとも、その事業を立ち上げたことまたは、主体的に関わった経験があり、おぼろげながら改善する課題、躓くポイントを見つけられて、その課題をその転職先企業では解決するだけの力があると説明できる状態であれば問題ありません。

就職・転職活動での心構えについて

  1. 能力、実績、経験に嘘をつかないこと。できることはできる。できないことはできないとはっきり嘘偽りなくいう。入社したいために自分を偽らないこと。自分の生活より、その企業にとって不利益とならない人材であるかどうか客観的に自分を評価すること。人間関係でも自分の利益を最優先する人と長く付き合いたいと思いますか?
  2. 面接官とはまた会いたいと思ってもらえる以上に、一緒に仕事をしたいと思われるよう、相手を気遣い、名前を知り、相手にとって役に立つ情報、興味を持ってもらえる情報、話し方の工夫をして、価値ある時間だったと思ってもらうこと。入社後もサポートしてもらうくらいのつもりで望むべきです。
  3. 常に入社後のことを考えること。
  4. 正直に自分を語り、落とされたとしても、面接官から心から、頑張ってほしい、素晴らしい人材だけど、うちの募集内容とはミスマッチだった。だけど、この人ならほかの企業で活躍するだろうと思ってもらえる面接を目標とすること。
  5. 面接は数多く受けるより、質を高めること。時間を頂戴している意識をもって面接に挑めるかどうかが誠実さの表れです。
  6. 落ちても、嫌なことを言われても、気にしないこと。まず、こちらが誠意をもって面接に来ていることを前提にすれば、一流の社会人であれば、誠意をもって対応するのが礼儀と弁えています。過去どうであれ、目の前の誠実な人に対して、不遜な態度や嫌味をいう人がいる会社で働きたいと思いますか?また、立場によって態度を変える人間は底の浅い大したことのない人物です。そのような低俗な人材を、将来を担う人材の選定に充てている企業の寿命はそう長くありません。そんな嫌な思いをしてまで将来性のない会社で働く理由はありません。そんな会社はこちらからお断りしましょう。次です。次。
  7. 面接官が上で、応募者が下という意識は捨てましょう。お互い対等です。その心意気がない企業、担当者の場合は途中でその旨を伝えて去るべきです。先にも書きましたが、立場によって態度が変わる担当者や企業はナンセンスです。そのような企業は、うるさい顧客や仕入れ先には裏でひどいことを言ったりするものです。情報化社会の今、そのような振る舞いは致命傷になりますし、そのような態度をとる従業員が多くを占め、それを当たり前だと思う場合そこは一流ではありません。しばらくして没落します。相手が誠実であり、縁あって目の前にいる場合は、お互いに理解しあい、気持ちの良い関係を構築することが大事です。ひいてはそれが働きやすさにも通じます。

志望動機・仕事への意気込み・転職理由について

志望動機に大それたことは必要ありません。

昔から知っていて、一度こういう仕事をしてみたかった。

業界1位の企業であれば、競争優位もあり、新規事業を立ち上げるにしても、優秀な仲間、資金力、信用力があり、自分の能力を最大限に活かせるのではないかと思った程度で十分です。

というのも、そもそも求められる人材であれば、志望動機より、入社していただく理由を企業側が熱心に説くからです。

志望動機を一生懸命言わなければならない場合、その時点で不利な立場にいると考えてよいでしょう。

しかし、仕事への意気込みについては、猛烈にアピールし、本心から湧き上がる熱意を伝える必要があります。

その際に自分の経歴がこの企業では不足なことを逆手に取り、過去の自分と決別したいといった理由や、失敗を成功にするためにリベンジをしたいといった、自分のプライドに訴えかけるのもいいと思います。

そして、その熱意がその企業の理念とも合致しているので、やりがいもありますとなると文句はないと思います。

 

熱意がない場合、まず間違いなく落ちます。そこは見抜かれると思ってよいでしょう。とってつけた内容や、力のこもっていない話し方では相手を説得できません。また、演技をしても、長期的には本人にマイナスです。

給与などの条件交渉は内定獲得後に行う。

以上までを忠実に実施できた場合、ほぼ間違いなくあこがれの企業から内定を得られていると思います。

内定を得た後は、熱意や理念といった理想から一歩離れて、現実的に長期間その会社で働けるのかを考える必要があります。

そのために、給与や年間休日などの条件交渉を行うべきです。

 

その前に大切なことですが、内定を得るまでは休日、福利厚生、給与の多寡については、一切質問しないことです。それは実際に働いてほしいと相手が正式に表明したあと、こちら側に選択権が移ってから行うべきです。

働く上での条件交渉は、労働者に対する企業の誠意を見せてもらう番だからです。

内定を得るまでは企業側が求職者を選定する番です。その時に、こちら側の都合ばかりを考える人材はナンセンスです。

特に、学生に多いのですが、何か質問はありますか?という時や、フリータイムで給与や休日、福利厚生、育成カリキュラムなどを聞いてしまう方が多いのですが、そのような方への評価はあまり高くありません。

 

話を戻しますが、この交渉に関して自身で行うのは気が引ける場合は、あらかじめ応募する前にエージェントと呼ばれる転職支援を生業にしている業者に依頼をするとよいでしょう。また、余談になりますが、転職エージェントはぜひ活用すべきです。日程調整など面倒な作業を無料で代行してくれるので、転職者にとっては活用しない理由はありません。

給与や休日、はては副業の可否に至るまで、この場で交渉を行います。ここで、複数社内定を得ている場合は、多少の融通が利きますので、そこは大人の交渉術として本命企業以外にも内定を得ておきましょう。

なお、今までに記載した内容を実施できる人材で、好景気であれば、1か月も99%の確率で2社以上の内定を得ることができます。

内定が多いというのは、間違いなく高評価につながります。

どういう企業に就職するべきか。

その価値観は多種多様ですが、よくある失敗としては、有名企業だから、安定しているから、給与がいいからという理由で就職したものの、現実は違った、またはやりがいや将来性について不安を持つという場合でしょう。

大事なことは、自分がまずよい仕事ができるのかどうか。成長できるかどうか。そして、尊敬する上司や社長がいるかどうかです。この人の下で働きたい、この人たちと一緒に働きたい。この人の語る理念を一緒に追ってみたい、話を聞いていてワクワクする。という情熱が一番でる企業で仕事をすれば、多少の困難には打ち勝てるはずです。

 ただ、価値観は人それぞれですので、まずは自分が優先する価値観を選んで就職するべきではありますが、上の企業に行くほど、理念で転職・就職を選ぶ人が多いものではないでしょうか。

 

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